ヘッドライトはなぜ黄ばんだり曇る?
①紫外線
クルマのヘッドライトに使われている素材の多くは、ポリカーボネートと呼ばれる樹脂です。この素材はガラスより強度があり、破損時に破片が飛び散りにくいという特徴があるので、クルマの前面に使用するのに適しています。
ただし、この素材はガラスより紫外線に弱く細かい傷が付きやすいという弱点があります。ヘッドライトが黄ばむ最大の原因はこの紫外線です。したがって、日頃利用する駐車場が紫外線を避けられない屋外の場合は、ヘッドライト表面が劣化しやすくなります。
②経年劣化
ヘッドライト表面は新車時、外部要因からの劣化を防止する目的でコーティング塗装が施されています。ただし、この塗装は直射日光を浴びたり洗車を重ねることによって徐々に剥がれていきます。その結果、ヘッドライト本体にダメージを受けやすい上に紫外線の影響も大きくなり、黄ばみやくすみはますます進んでいくのです。
③バルブの熱害
ポリカーボネートは耐熱温度120~130℃と、本来耐熱性の高い樹脂ですが、高温が続くと劣化は避けられません。ヘッドライトのレンズカバー裏の電球は走行中に高温になるため、その熱がヘッドライトに伝導し、ヘッドライトは徐々に劣化し黄ばんでいくのです。
④ヘッドライトの傷
クルマの前面にあるヘッドライトは、どうしても悪天候や悪路走行時に傷が付きやすいものです。最初は目立たない小さな傷でも、使用しているとその傷はどんどん増え、また傷が大きくなると汚れが付着しやすくなり、黄ばみやくすみはますます広がります。
以上のような事が原因でヘッドライトが曇ったり黄ばんだりするんですが、ヘッドライトが曇ったりするとライト点灯時に暗かったり最悪の場合、車検に通らないなんて事もあります・・。
あとは見た目の印象も大きく変わりますし、なんか車自体が古く見えちゃったりしますよね(;゚Д゚)
ヘッドライトの曇りって取れるの?
今回はお客様から9年乗った愛車のヘッドライト磨きのご要望がありましたので、どんな感じでヘッドライトの曇りが除去されるのかをビフォーアフターでご紹介しますね(^^♪
ヘッドライトが全体的に白っぽく曇っています!
ではさっそく作業を開始しましょう(*^▽^*)
まずは特殊な液剤でヘッドライト表面に着いた汚れを除去していきます。
汚れが落ちたらヘッドライト表面の小傷を磨いていきます!!
最後にコーティングをし直して完成です(・∀・)
この日は天気が悪いので写真映りがあまりよくないですが、ピカピカのヘッドライトに復活しました!!
ヘッドライトが綺麗になるだけでパリッとしたフロントフェイスになりますし、何よりも夜間走行もしやすくなります。
ヘッドライト磨きは黄ばみ具合により若干の差はありますが左右で2000円~とお手軽です!!
施工時間も30分~1時間ほどですので、ご予約頂けましたら待ち時間も無く作業も可能ですよ(^^♪